昨日のお昼頃からエンちゃんの食欲がなく、やたらと「寝たい、寝たい」と言ってました。ちょっとおかしいな…と思っていたら、今日は朝から微熱がありました。そしてお昼からは高熱に…。
「おなかも痛い」と泣いてました。怪我したわけでもないのに「体の中(おなか)が痛い」という初めての感覚に自分でも驚いていて、どう表現していいのか分からない様子でした。だから余計に不安だったのかな。「おなかが痛いんだね」と言ってやると少し落ち着いたような気がします。
解熱剤を飲んで1~2時間したらすぐに良くなったけど、あれは一体何だったんだろうか…?風邪?疲れ?

ところで、先週はわりと近所にある「
Oyuncak Müzesi(おもちゃ博物館)」へ行ってきました。うちから歩いて15分くらいのところにあります。周りは普通に住宅街。アパートが並んでいる中にひっそりと、でも堂々とある博物館です。
外では実物大ほどの大きなキリンが2頭お出迎え。

入り口には鉛の兵隊さんも。

中はこれでもか!と言わんばかりに昔のおもちゃがずら~り!
地下1階、地上4階の全5階の建物の中にトルコ、ドイツ、フランス、アメリカ…世界中から集められたおもちゃがとにかく沢山。というか、これらのおもちゃはこの博物館のためにわざわざ集められたものではなさそうです。一昔前のトルコの子どもたちが遊んでいたおもちゃを展示してあるようでした。

まずは乗り物のコーナー。エンちゃんの大好きな車や飛行機のおもちゃがいっぱい。なんだか昔のおもちゃの方が作りもしっかりしていてデザインも細やかな気がします。

今、ここトルコで電車のおもちゃを見つけるのは難しいもの。でも昔はけっこうたくさんあったようです。ちなみにこれ、トルコ産の電車のおもちゃ。

ムっちゃんも「あ、子どもの時にこのおもちゃで遊んだ!」とか「このおもちゃはほとんどみんなが持っていた」とか懐かしそうに見てました。

棚の上のあの四輪車は、近所の子が乗っていて欲しかったものの一つだそう。あれ?ムっちゃんは「もう一昔前の人」になるのかな??

次はミニチュアのコーナー。ドイツ産、フランス産が多かったです。
シルバニアファミリーと同じサイズ。でも超リアル。ちょっとお金持ちの子どもなんかはこんなので遊んでいたのかなあ?それともこれらは大人の趣味?

日本の台所もありました。日本産だそうで、誰がいつどこで作ったんだろう?

日本産のおもちゃもけっこうありました。

「何かに乗っている」シリーズのコーナーにて。浦島太郎らしきものを発見。

乗り物のコーナーの次にエンちゃんが喜んでいたのは宇宙・未来をテーマにしたコーナー。

戦争をテーマにしたコーナーではナチス軍の模型の他に原爆についての展示もありました。この博物館のオーナーが数年前に広島を訪れたそうで、原爆ドームの展示品を一部寄贈してもらったそうです。

小学校の溶けた窓ガラス破片などが展示されてました。大事にして、トルコの多くの人たちにも見てもらいたいです。
最上階の屋根裏部屋には昔の木馬やおまるが置いてありました。

エンちゃんのトイレトレをしている頃、よくアンネが「(ムっちゃんが子どもの頃)朝ご飯を食べさせながら同時におまるでさせていた」と言っていたけど、こういうイスだったのかなあ??

博物館にはかわいらしい雰囲気のカフェもありました。子どもアトリエも隣接していて、毎月色んなテーマで工作などが体験できるようになっています。

ぐるぐる階段を下りていくと、地下階は潜水艦をイメージしたつくりになっていました。窓からのぞくと魚が。水槽になっていました。先にあるのはトイレ。

ゆっくり時間があれば、もっとじっくり見て回れたけど、この日はカイちゃんもいたのであまりゆっくりもしていられず。それほど大きな博物館ではないけれど、何せエレベーターがなく階段で上がり下りしないといけないので、ベビーカーは入り口に置いて行かなければならなかったんです。それだけが難点でした。
でも、大人も子どもも十分に楽しめるところでした。一度は行ってみる価値あり。おすすめです~!