昨夜も突然11時頃、ムっちゃんの従姉セミライおばさんとその娘ビケムが新しい家具を見に来ました。(従姉といっても実はアンネとビケムのおばあちゃんが従姉なんだそうで、近いのか遠いのかよくわからないけど、とにかくムっちゃんにとって一番近い存在の親戚です。)みんなでウィスキーを飲み出して、ダラダラと時間は過ぎていき、気がつけば1時。あ~…寝不足です。
トルコ人って、本当に人の家を見るのも見せるのも大好き。「もっとここをこうすれば?」とかって意見を言うのも大好き。昨日の2人も「これはいいけど、ここにこれを置いてはダメ!」とか色々言って帰ってきました。
そんな2人は美術館のような家に住んでます。
うちから歩いて30分くらいの海辺のシテ(住宅街)に2人は住んでいます。アンネはイスタンブールに滞在中は毎日のようにおしゃべりに行っているようだけど、私も先週1年半ぶりに遊びに連れて行ってもらいました。
セミライおばさんはもう退職しているけど、考古学が専門で世界中の遺跡を研究で飛び回っていたそうです。娘のビケムがちょうどムっちゃんと同世代で、今も現役フリーの戦場カメラマン。戦争のあるところなら世界中どこへでもすぐ飛んでいくというすごいパワフルな人。とにかく元気な二人で、家中、世界中から集められた遺跡とか骨董品であふれてます。まるで美術館・博物館のよう。
築40年で新しくはないけど、2世帯住宅でほぼ一軒家、海はすぐ目の前で、庭・プール付き。信じられないけど2億円相当のお家なんだとか(!)ビケムが生まれたお祝いに旦那さんがセミライおばさんにプレゼントしたそうです。
庭でのんびりお茶を飲んでおしゃべり。ハンモック・ブランコに揺られてお昼寝。うちから歩いてたった30分の距離に夢のような別世界です。
サロンにはビケムのおじいちゃんの木彫りの作品がたくさん。彫刻家だったそうです。
アンネは子供の頃からこういう世界で育ったんだなぁ…と改めて実感。
セミライおばさんもビケムも本当に気さくな人で、一緒にいて全然気を遣わなくてもいいし楽です。ただ二人とも仏教と神道にものすごく興味を持っているから、いつもいろいろ質問攻めにあいます。宗教のこと、やっぱりここではよく知っておく必要があるみたい。