旅行から戻って1週間、やっと写真の整頓をしました。
ラマザンバイラム中の旅行記、はじまり、はじまり~
まず行ったのはゲリボル半島。
イスタンブールより西へ車を走らせること3時間半。
途中テキルダーを経由、ギリシャとの国境近くまで行って南下し、ダーダネルス海峡を眺めながらさらに西へ進むと、細長い半島にたどり着きます。
ゲリボル半島は第一次世界大戦の激戦地として有名なところ。
アタテュルクの指揮の下、英仏連合軍と激戦が展開されました。
半島に入ってすぐ、小さな村に着きました(バイラム(祝日)中だったこともあり、至るところでトルコ国旗が)。
今は何でもないこの小さな村には「ATATÜRK EVİ」(アタテュルクの家)があります。アタテュルクがここを基地として指揮をとっていたそうです。
この「アタテュルクの家」の他に半島には31の戦没者共同墓地や戦争記念碑があります。
イギリス軍によってオーストラリアやニュージーランドから兵として連れて来られた若者のお墓もたくさんありました。墓石を見ると皆20代の若者たち。捕虜のような形ではるばるトルコまで連れて来られて戦死するなんて…
今でもオーストラリアやニュージーランドからはツアーで慰霊に訪れる人も多いようです。行った時も2、3のオーストラリア人のグループを見かけました。
また、所々に戦争の跡も。隠れ家など。
当時の戦争やアタテュルクをテーマにした映画は山ほどあるけど、見たことのある映画を思い出しては「ここで身を隠しながら銃撃していたのか…」と何とも言えない気分になりました。
ここは歴史が大好きな人、アタテュルクを尊敬する人にとっては一度は訪れてみたい所なんだろうな。もちろんムっちゃんもその一人で、一緒に一つ一つ丁寧に見て回りました。
でも半島とはいえ、半端なく広い山の中。半日では回りきれないほどでした。しかも交通の便が悪いので車がなければ回れません。
★おまけ
この日食べたお昼ご飯。
この何でもないトマトとキュウリがすごーくおいしかったです!味が濃い!!
それからギョズレメ(白チーズとほうれん草入り)とレモネード。
ガソリンスタンドで見つけた洋ナシ風味の炭酸水。
食べ物の後で申し訳ないけど、、これがトルコ式トイレです。記念館にて(笑)