昨日あんなに大雨だったのが信じられないくらい今日はピカピカ快晴のイスタンブール。
今朝5時過ぎにムっちゃんは夜勤から帰ってきました。シャワーしてすぐ寝てしまいました。疲れてたんだろうな…。私の体調はまあまあ。まだ頭痛はするし、鼻水は止まらないし。トルコの風邪薬を飲んでいるのだけど、体がもう慣れてしまったのかあまり効果を感じないのだけど…。今日一日振替で休みになったムっちゃんと午後から病院へ行くか考え中です。
早起きして写真の整頓も終わったから、ここからはアダナでのことを報告します☆
先月28日の夜にアダナへ行き、29日にババの1周忌、30日に主にアダナでの親戚、友達を呼んでの結婚披露宴(らしきもの)が家でありました。“らしきもの”っていうのが怪しげだけど、何と言えばいいのかわからないから。
これはアダナの古い習慣みたい。結婚式の後に夫の母親、つまり姑が中心となって催す女だけのホームパーティー、といえばいいのかな。「女だけ」なんだから新郎ももちろんダメ。唯一ホジャ(イスラム教のお坊さん)だけが男性でした。女性のホジャもいるようだけど、アンネが「女性は話が長引くから嫌い」と断ってました(苦笑…)
ホジャを家に呼んで、コーランを読んで祝福をしてもらう、これが一応メインイベントなんだけど、今やアダナでもこの習慣の存在すら知らない人も多いようで、お客さんは「新婦を見る」「しゃべる」「食べる」、もっぱらこれらのために来てくれたようなもの?
まあ、とにかく数日前から緊張しっ放しだったけど、ハプニングもなく(夏より太ってウェディングドレスを着るのに苦労したけど)なんとか無事に終わってひと安心です。もともとアダナで結婚式をしていたらこのパーティーもすることはなかったんだろうけど、おかげで日本、イスタンブール、アダナと3回もみんなに結婚を祝ってもらって幸せです♪
ホジャがコーランを読んでいる間に(単にお披露目のために着た)ウェディングドレスからメヴルット(お祈り?)用のドレスに着替え、ホジャが帰った後にはまずお客さんに一つずつチョコレートを配りました。MADOのお祝い用にラッピングされたチョコ。
その後、ロウソクの立ったピラウ(緑豆の入ったブルグルピラフ)を持ってみんなの間を2回ぐるぐる回り(祝福を祈願する意味があるみたい)、
ケーキカットも。
新郎の代わりにアンネが一緒にナイフを握り、なんか変な気分でした。「結婚式みたい」と言うと、「これはちゃんとした結婚式なんだから!」とアンネ。
40人弱のお客さんもみんな楽しく過ごしてくれたみたいです。私の頭の中はまたしてもパンク寸前だったけど。というのも、親戚やアンネのSalı gurubu(火曜日の会?週に1回(毎週火曜に)順に家へ招待し合って開くお茶会)のメンバーなど、紹介されても誰が誰か覚えきれなくて。
お昼の12時過ぎに邪魔者扱いされて家を追い出されたムっちゃんも夕方6時ごろ帰ってきました。ムっちゃんも時間つぶすの、大変だっただろうに。。お互い「お疲れさま」で一日が終わりました。(そして私の頭は7月の結婚式のときみたいに3回シャンプーしないとダメなくらい美容院でガチガチにされてました。頭からは30本近くのヘアピンが…)